令和2年2月8日 九州福岡 その2
令和2年2月8日 九州福岡 その2
貝塚へやってまいりました。
土曜日ということもあってか、子連れの家族が多くいらっしゃいました。
そんな親子さんたちを横目に私が向かったのは・・・
こちら。
日本の夜行列車シーンを変え、日本の鉄路を長らく彩った名車両の一つ。
全廃した今でも鉄道ファンを魅了するブルートレインの初代車両。
国鉄20系寝台客車 ナハネフ22 1007
それが、ここ福岡の貝塚交通公園にて保存展示されている。
このナハネフ22 1007
20系客車がデビューした1958年から遅れること7年。
1965年にナハネフ22 7の名で登場。
東京の品川客車区に配され、寝台特急あさかぜで使用された。
現存するナハネフ22はここと
埼玉・大宮にある鉄道博物館のナハネフ22 1だけ。
扉前に階段が設置されているものの閉鎖されていて
車内には入ることはできない。
それでも車内が見られるようにお立ち台があったので
車内を撮影。
20系にはかつて2度乗車経験があるものの、どちらも開放式A寝台
利用だったこともあり、52cm幅の今となっては狭いB寝台のベッドは
未経験。鉄道博物館のナハネフ22は車内に入れるもののベッドには
座れないようアクリル板で閉鎖されている。
こちらの車両は車内に入れる機会もあるのだろうか?
最近クラウドファンディングで修復費用を集めたようで、奇麗になった際には
また訪れてみたいと思う。
ちなみにではあるが、ここには9600型蒸気機関車の49627号機も
保存されている。
クラウドファンディングではこちらには記載がないようだが
現地で見た限り20系よりも劣化が激しいようだった。